先輩、好きです


この位なら飛び越えられるかな?


スカートをひるがえしながら、我ながら華麗に飛び越えてみた


………つもりだった。


「ちょっ…わっ…」


ズシン!

鈍い音とともにお尻と腰に激痛が走った。


「いっ…たい」


着地したのは、どうやら裏庭の桜の木の下みたい。

目の前に体育館の入り口が見える。




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