A M O U R -君だけに-



『あの…あたしっ…!!!』



やばいっ…どぉしよっ…言わなきゃっ…



でも…なんか…いいにくいしっ!!!!



「菊元 乃亜?」



え…?


自分の名前を呼ばれ思わずあたしは振り返る。



『風見…新――――??!!』



そこにいたのは



執事の格好をした風見 新の姿だった。



「…お嬢様、静かにしてくださいね?」



風見新はそういってあたしにほほえんだ。

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