夏休み
夏休み
「なぁ、お前は夏休み何処か行くの?」
「え?うーん…多分おばあちゃん家行くかなぁ」
夏の日差しが照りつける暑い日。
俺と俺の友達の流牙(リュウガ)は終業式が終わって家に帰る途中に夏休みの事を話していた。
ちなみに俺の名前は星也(セイヤ)
毎年、夏休みは田舎にあるおばあちゃん家に遊びに行く。
今年は流牙を連れて行こうと誘ったが、塾やら何やらで忙しいらしい。
「星也いいなぁ。俺も遊びたいよ」
「流牙も大変だな。また今度遊ぼうぜ?」
流牙は深いため息をつきながら頷いた。