夏の海~遠い日の約束~
★過去·今·未来☆
あれは高校3年の夏休み
俺はあの海で彼女に出逢った
高校最後の思い出を作ろうと彼女のいない野郎ばかり5人で民宿に泊まり
昼間は海で泳ぎ
夜は部屋で色んなことを
語り尽くした
5人は一年からずっと一緒に
野球部で汗を流した
メンバーで明けても暮れても
野球で恋する暇もなかった
最後の夜
はしゃぎすぎて
翌朝皆ぐっすりと眠ってる
それなのに俺は6時前に
目が覚め一人散歩に
雲一つない澄み切った青空の綺麗な蒼い色がそのまま海の色となり
眩しいくらいキラキラと海面が輝いていた
まるで宝石が浮かんでるように
白い砂浜はとても綺麗で
凄く神秘的
そこに足跡をつけるのが
勿体ないなと思いながら
一歩一歩踏み締める
とても気持ちの良い朝だ
早起きして得したな