アイドル拾っちゃいました
「おねえ、どうして急にいなくなっちゃったの? ヒトミ、すごく心配したんだよ?」
「ごめんね。後で話すから、ちょっと待ってて?」
ねこはヒトミという子の頭を撫でながら、チラッと俺を見た。俺がいる内は話が出来ない、という事らしい。
続いてゾロゾロと若い女の子達が次々と部屋に上がって来た。全部で5人、いや6人か?
みな髪は染めているがスッピンらしく、ヒトミという子以外は背の高い子ばかりだった。
どの子も「おじゃましま~す」と言いながら、品定めするような目で俺の顔を見た。ねこの身を案じてだろう。『ねこに手出しはしてないからな』と言いたいところだが、聞かれもしないのに言うのは変だから黙っていた。
「俺はじゃまみたいだから、寝室に戻ってるな?」
ねこの耳元でそう言うと、
「ごめんなさい」とねこは言った。
ねこに抱き着いたまま、やはり品定めするような目で俺を見上げるヒトミという子に、
「ごゆっくり」と言い、俺は寝室に戻ってドアを閉めた。
「ごめんね。後で話すから、ちょっと待ってて?」
ねこはヒトミという子の頭を撫でながら、チラッと俺を見た。俺がいる内は話が出来ない、という事らしい。
続いてゾロゾロと若い女の子達が次々と部屋に上がって来た。全部で5人、いや6人か?
みな髪は染めているがスッピンらしく、ヒトミという子以外は背の高い子ばかりだった。
どの子も「おじゃましま~す」と言いながら、品定めするような目で俺の顔を見た。ねこの身を案じてだろう。『ねこに手出しはしてないからな』と言いたいところだが、聞かれもしないのに言うのは変だから黙っていた。
「俺はじゃまみたいだから、寝室に戻ってるな?」
ねこの耳元でそう言うと、
「ごめんなさい」とねこは言った。
ねこに抱き着いたまま、やはり品定めするような目で俺を見上げるヒトミという子に、
「ごゆっくり」と言い、俺は寝室に戻ってドアを閉めた。