アイドル拾っちゃいました
そう。ねこは高級コールガールで、しかしそんな“仕事”に嫌気がさし、その世界から逃げ出して来た、という当初の俺の推理を思い出したのだ。
ヒトミという子の事でねこと話した時は、その推理は間違ってるのかもと思ったが、まだそうと決まったわけではない。
やはり当初の推理通りだとすると、ねこは男に抱かれたくないはず。そう思ったのだが……
「あなたって、ずっと私の事を勘違いしてるわよね? 私、懲りるほどなんて、男の人と付き合った経験ないわよ? ずっと忙しくて、そんな暇なかったもん」
「ほ、ほんとに?」
「本当よ。好きな人ができたのって、ずいぶん久しぶりなんだから……」
どうやら俺は、すっかり勘違いしていたらしい。でも、勘違いでよかった……
待てよ、だったらねこや昨日来た子達の仕事って、いったい何なのだろう。
「もうお喋りはやめましょうよ?」
ねこはそう言って俺の首に腕を巻き付けると、自分から唇を俺の唇に押し当てて来た。考えるのは、後にしよう……
ヒトミという子の事でねこと話した時は、その推理は間違ってるのかもと思ったが、まだそうと決まったわけではない。
やはり当初の推理通りだとすると、ねこは男に抱かれたくないはず。そう思ったのだが……
「あなたって、ずっと私の事を勘違いしてるわよね? 私、懲りるほどなんて、男の人と付き合った経験ないわよ? ずっと忙しくて、そんな暇なかったもん」
「ほ、ほんとに?」
「本当よ。好きな人ができたのって、ずいぶん久しぶりなんだから……」
どうやら俺は、すっかり勘違いしていたらしい。でも、勘違いでよかった……
待てよ、だったらねこや昨日来た子達の仕事って、いったい何なのだろう。
「もうお喋りはやめましょうよ?」
ねこはそう言って俺の首に腕を巻き付けると、自分から唇を俺の唇に押し当てて来た。考えるのは、後にしよう……