アイドル拾っちゃいました
宏美には、アパートを出る前から帽子を被ってもらい、サングラスも掛けてもらった。
CDショップまでは車で僅か数分の距離だが、俺はアパートを出る瞬間から警戒を怠らず、なるべく宏美の姿が隠れるようにピタッと寄り添いつつ、周囲に目を配った。まるでボディーガードのように。
CDショップの店内でも、本当なら一人でベリーズのCDなんかを眺めたいところだが、それは我慢して雑誌を物色する宏美に寄り添いながら、周囲に目を配った。そしてちょっとでも宏美に視線を向ける人物がいたら、老若男女を問わず、眼を飛ばしてやった。
なんせ、ココが一番見つかる危険が高いからな。
「お待たせ」
宏美は手に雑誌を5〜6冊持っていた。
「おお。じゃ、帰ろう」
宏美がレジを済ませ、外に出て車に乗り込むまでの間も、俺はもちろん警戒を怠らなかった。
CDショップまでは車で僅か数分の距離だが、俺はアパートを出る瞬間から警戒を怠らず、なるべく宏美の姿が隠れるようにピタッと寄り添いつつ、周囲に目を配った。まるでボディーガードのように。
CDショップの店内でも、本当なら一人でベリーズのCDなんかを眺めたいところだが、それは我慢して雑誌を物色する宏美に寄り添いながら、周囲に目を配った。そしてちょっとでも宏美に視線を向ける人物がいたら、老若男女を問わず、眼を飛ばしてやった。
なんせ、ココが一番見つかる危険が高いからな。
「お待たせ」
宏美は手に雑誌を5〜6冊持っていた。
「おお。じゃ、帰ろう」
宏美がレジを済ませ、外に出て車に乗り込むまでの間も、俺はもちろん警戒を怠らなかった。