アイドル拾っちゃいました
「こっちに連れて来てるから大丈夫だって、宏美に伝えてよ」
「はい」
「ここに慣れるまでは大変だったけどね」
ネコは人よりも場所に着くので、ここに来た当初は2匹とも怯えて可哀相だった。今はすっかりここにも慣れ、我が物顔でくつろいでいるけども。
「どうしてるのかなって、ヒロミンが心配してましたよ?」
「元気だよ。エサもよく食べるし」
「え? エサって……」
「ん?」
ヤコちゃんはキョトンとした顔をした後、プッと吹き出した。
「やだあ、今のは神谷さんの事ですよ?」
「お、俺? 紛らわしいよ……」
てっきり今のもネコの事だと思った。
「体は元気だけど、心がね……。宏美はどう?」
「はい」
「ここに慣れるまでは大変だったけどね」
ネコは人よりも場所に着くので、ここに来た当初は2匹とも怯えて可哀相だった。今はすっかりここにも慣れ、我が物顔でくつろいでいるけども。
「どうしてるのかなって、ヒロミンが心配してましたよ?」
「元気だよ。エサもよく食べるし」
「え? エサって……」
「ん?」
ヤコちゃんはキョトンとした顔をした後、プッと吹き出した。
「やだあ、今のは神谷さんの事ですよ?」
「お、俺? 紛らわしいよ……」
てっきり今のもネコの事だと思った。
「体は元気だけど、心がね……。宏美はどう?」