アイドル拾っちゃいました
「ヒロミンも同じです。神谷さんに会いたいって、泣いてました」
「ほんとに!?」
「もちろん」
あの勝気で明るい宏美が泣くなんて、思いもよらなかった。そこまで俺の事を想ってくれてるなんて……
宏美の事を想ったら、俺まで泣きたくなった。実際、涙がジワッと出てきてしまった。それをヤコちゃんに見られたくなくて、俺はベッドの縁に座っていたが、そこからすくっと立ち上がると、冷蔵庫の飲み物を取りに行った。
よく冷えたお茶のペットと、グラスを2個持ってヤコちゃんの元へ戻った。涙はもう止まっている。
「こんなのしかなくて……」
「いいえ。ちょうど喉が渇いてたので、いただきます……」
二人同時にお茶を飲むと、二人同時に『ハアー』と溜め息をついた。
「ほんとに!?」
「もちろん」
あの勝気で明るい宏美が泣くなんて、思いもよらなかった。そこまで俺の事を想ってくれてるなんて……
宏美の事を想ったら、俺まで泣きたくなった。実際、涙がジワッと出てきてしまった。それをヤコちゃんに見られたくなくて、俺はベッドの縁に座っていたが、そこからすくっと立ち上がると、冷蔵庫の飲み物を取りに行った。
よく冷えたお茶のペットと、グラスを2個持ってヤコちゃんの元へ戻った。涙はもう止まっている。
「こんなのしかなくて……」
「いいえ。ちょうど喉が渇いてたので、いただきます……」
二人同時にお茶を飲むと、二人同時に『ハアー』と溜め息をついた。