アイドル拾っちゃいました
さっきヤコちゃんから受け取ったばかりのコンサートのチケットを川島に見せると、川島は途端に目を見開いた。
「おわっ。こ、これは“幻のチケット”じゃねえか!?」
「何だ、それ?」
「おまえ、知らねえのかよ? このチケットは発売と同時に完売したんだぞ。
1000人しか入らねえ小さな会場で、ファンクラブへの割り当てもなく、発売と同時に申し込みが殺到してあっという間に完売したんだよ。俺の知る限り買えた奴は一人もいねえ。もちろん俺もダメだった」
「ふーん、そうなんだ……」
「ヤコちゃん、ありがとう!」
川島は大きな声で言い、なんとヤコちゃんの手を両手で握った。
「おわっ。こ、これは“幻のチケット”じゃねえか!?」
「何だ、それ?」
「おまえ、知らねえのかよ? このチケットは発売と同時に完売したんだぞ。
1000人しか入らねえ小さな会場で、ファンクラブへの割り当てもなく、発売と同時に申し込みが殺到してあっという間に完売したんだよ。俺の知る限り買えた奴は一人もいねえ。もちろん俺もダメだった」
「ふーん、そうなんだ……」
「ヤコちゃん、ありがとう!」
川島は大きな声で言い、なんとヤコちゃんの手を両手で握った。