アイドル拾っちゃいました
「どうせ君には関係ないだろうけど、俺の名前は神谷暁(かみや あきら)っていうんだ。職業はしがないサラリーマン。もちろん独身。ただし一応は彼女がいるんで、君に手を出したりはしないから、心配しなくていい」
そこまで一気に言うと、女はキョトンとした顔で俺を見た。
「で、これからどうする?」
何なら外で朝飯でも奢ってやろうか? そんなつもりで聞いたのだが……
「しばらくここに住まわせてください」
と女は言った。
「住まわせてって……えっ?」
「お願いします」
「いや、俺も男だし……」
「彼女がいるから手は出さないんでしょ?」
「それはそうだけど……」
確かにそう言ったが、それは“今は”って意味であって、一緒に暮らしたらそんな自信ははっきり言って……ない。こんな可愛くて、ナイスバディな女とではなおさらだ。それに、俺は明美に義理立てする気は全くないし。
そこまで一気に言うと、女はキョトンとした顔で俺を見た。
「で、これからどうする?」
何なら外で朝飯でも奢ってやろうか? そんなつもりで聞いたのだが……
「しばらくここに住まわせてください」
と女は言った。
「住まわせてって……えっ?」
「お願いします」
「いや、俺も男だし……」
「彼女がいるから手は出さないんでしょ?」
「それはそうだけど……」
確かにそう言ったが、それは“今は”って意味であって、一緒に暮らしたらそんな自信ははっきり言って……ない。こんな可愛くて、ナイスバディな女とではなおさらだ。それに、俺は明美に義理立てする気は全くないし。