アイドル拾っちゃいました
ああ、つまりあだ名が“ねこ”ってわけか。
「しかし紛らわしいなぁ……」
「え?」
「ネコが来た」
「え、なに?」
どこかで昼寝をしていたらしいパーシーが、太い腹を左右に振りながらノロノロと歩いて来た。
「ほら、ネコだよ」
「わあ、可愛い……」
ねこは、そう言ってネコを抱き上げた。と書くと、やっぱり紛らわしいよなぁ。
パーシーのやつ、ねこに頭を撫でられ喉をゴロゴロ鳴らしてやがる。節操のない奴だ。
「もう一匹いるんだぜ?」
「ほんとに!?」
なんて、ねこが黄色い声を上げた時、
ピンポーン
部屋のチャイムが鳴った。
「しかし紛らわしいなぁ……」
「え?」
「ネコが来た」
「え、なに?」
どこかで昼寝をしていたらしいパーシーが、太い腹を左右に振りながらノロノロと歩いて来た。
「ほら、ネコだよ」
「わあ、可愛い……」
ねこは、そう言ってネコを抱き上げた。と書くと、やっぱり紛らわしいよなぁ。
パーシーのやつ、ねこに頭を撫でられ喉をゴロゴロ鳴らしてやがる。節操のない奴だ。
「もう一匹いるんだぜ?」
「ほんとに!?」
なんて、ねこが黄色い声を上げた時、
ピンポーン
部屋のチャイムが鳴った。