アイドル拾っちゃいました
ねことヒロミン
アパートの駐車場に停めてあるオンボロだけど愛着のある愛車にねこを乗せ、俺達はCDショップへ行った。車でほんの5分かそこらの距離だ。
「そんな格好じゃ、かえって目立つんじゃねえか?」
ねこは、昼間ショッピングモールへ行った時と同じく、グレーのヘチマ型(?)の変な帽子を被り、レンズが大きくて色の濃いサングラスを掛けていた。
「そうかな?」
「ああ。もう暗いんだから、せめてサングラスはやめといた方がいいんじゃないか?」
俺がそう言うと、ねこは素直に「わかった」と言い、サングラスを外した。
車をCDショップの駐車場に停め、俺達はササッと店に入り込んだ。そして店内を素早く見回したが、客は若い連中が数人と親子連れだけで、あっち系っぽい人は見当たらなかった。
「そんな格好じゃ、かえって目立つんじゃねえか?」
ねこは、昼間ショッピングモールへ行った時と同じく、グレーのヘチマ型(?)の変な帽子を被り、レンズが大きくて色の濃いサングラスを掛けていた。
「そうかな?」
「ああ。もう暗いんだから、せめてサングラスはやめといた方がいいんじゃないか?」
俺がそう言うと、ねこは素直に「わかった」と言い、サングラスを外した。
車をCDショップの駐車場に停め、俺達はササッと店に入り込んだ。そして店内を素早く見回したが、客は若い連中が数人と親子連れだけで、あっち系っぽい人は見当たらなかった。