アイドル拾っちゃいました
ベッドのシーツを洗いたてのものに替え、収納から枕を出し、それにタオルを巻き、俺の枕の横に並べて置いた。実はその枕は明美用のもので、もし聞かれたら困るなと思ったが、ねこは何も言わなかった。
そう言えばジャンプーなんかも明美用に女用のものを置いてあるが、ねこはすんなりそれを使ったようだ。ねこの髪の毛から、甘い香がするから。
「俺はまだやる事があるから、先に寝ててくれ」
「はーい。お休みなさい」
ねこは相当に眠いみたいで、目がトロンとしている。そのせいか子供っぽく見え、「お休み」と言いながら頭を撫でそうになり、慌てて手を引っ込めた。
俺は居間に戻るとパソコンの電源を入れた。ベリーズのアルバムを聴きながら、iPodに保存するために。
そう言えばジャンプーなんかも明美用に女用のものを置いてあるが、ねこはすんなりそれを使ったようだ。ねこの髪の毛から、甘い香がするから。
「俺はまだやる事があるから、先に寝ててくれ」
「はーい。お休みなさい」
ねこは相当に眠いみたいで、目がトロンとしている。そのせいか子供っぽく見え、「お休み」と言いながら頭を撫でそうになり、慌てて手を引っ込めた。
俺は居間に戻るとパソコンの電源を入れた。ベリーズのアルバムを聴きながら、iPodに保存するために。