the number
6
僕の額に何かが浮かび上がっている。
しかし自分ではわからないが直感で嫌な物だと認識した。
あはは。
ついに覚醒したね。
僕の思い通りだ。
!??
突然目の前に昨夜会った子供が現れた。
その子供の額には数字の6のアザが浮かび上がっている。
どういうこと!?子供のあなたがなぜナンバーを!?
突然女性が叫んだ。
君はもう用無しだよ。
キャー!
子供が女性に手をかざした瞬間、悲鳴と共に女性は一瞬にして消え去った。
そのとき女性が僕の方をみてなにかを伝えようとしていたように見えた。
また近いうちに会おうね。
僕はまだやらなきゃいけないことがあるから♪
そのアザの傷み、君なら心地よく感じてくるようになると思うよ。
それじゃあね。バイバイ☆
子供が笑みを浮かべた直後、
僕はさらに頭痛が酷くなり、意識がだんだん遠くなり、その場で気を失った。