悪魔のようなアナタ ~with.Reiji 2~
「……っ、玲士、ああっ……」
「そう、もっと呼んで、おれの名前を。どうすれば気持ちいいのか、言って?」
甘い声、甘い指、甘い快楽……。
灯里は熱に浮かされながら、身を捩らせて喘いだ。
「……っ、ああっ、もうっ……」
「可愛いね、お前は。何でもしてあげたくなるよ」
「……玲士っ……」
「さあ、気持ちよくなって?」
玲士の指が灯里の感じる花蕾を刺激する。
灯里は意識がふわっと飛んだ後、落とされるのを感じた。
全身が心臓になったかのようにバクバクする。
――――何も考えられない。
何度か飛ばされた後、灯里の足の間に玲士が体を滑り込ませた。
ゆっくりと押し広げられる感覚に、灯里は体を震わせる。