悪魔のようなアナタ ~with.Reiji 2~
などとぼうっと考えていた灯里の躰が、予想もしない形に組み伏せられる。
俯せにされて腰を後ろから掲げられ、灯里は思わず声を上げた。
「え、ちょ、ちょっとっ……」
「外だと見えるからね。中につけておくよ?」
言葉とともに膝を割られ、熱いものが灯里の中に入ってくる。
すでに緩んでいたそこは何の抵抗もなくそれを受け入れる。
いつもと違う体勢のせいか、それは灯里の奥深くまで到達した。
――――最奥に刻まれる、焼印。
灯里の体の奥に刻み付けるように灼熱が何度も奥を抉る。
灯里はその熱に、その動きに、絶叫した。
「……あっ、ぁあああっ!!」
ぐちゅっという音と共に深い場所に焼印が次々と押されていく。
あまりの気持ちよさに逃げようとしても、玲士の腕が灯里の腰を掴んで離さない。
「……っ、れっ、玲士っ……ああっ」
玲士の手が前に回り、長い指が灯里の敏感な花芽に触れる。
熟れきった花芽を捏ねられ、潰され、灯里は声にならない悲鳴を上げた。
与えられる快楽に流されながら、背を仰け反らせる。
そんな灯里を、玲士の色に染まった美しい瞳が優しく見下ろす。
「ちゃんとつけておかないとね。お前はおれのものだ、って……」
「……っ、はぁっ……」
「でも、おかしいね。おれがお前に刻印つけてるのに、おれがつけられてる気分になるよ」