奇跡を信じて~3ヶ月の足跡~
母は涙を流しながら、

「私ね、人生に悔いはないの。

 でも、でもね。

 せめてあと3年は生きたいな……」

と小さな声で呟きました。


告知されたからと言って、

まだ終わったわけじゃない。


生存率は低いかもしれないけれど、

1%の奇跡でも信じ続けよう。


そう心から思いました。

まだ、

『母が胃がんである』という事実を

受け止められませんが、


前を向いて歩んでいきたいと

思っています。


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