奇跡を信じて~3ヶ月の足跡~
そして玄関をノック。


しかしいつもなら

開けてくれるはずのドアが開かず、

代わりに携帯電話が鳴りました。


「ごめん。裏に回ってくれる?」


母は立つ気力もなく

庭の窓から入って欲しいと

電話を掛けたのです。


そして母の姿を見て一瞬、

足がすくみました。



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