girl -恋を望む少女たち-
目の前には知らない女。
「え・・・っと、誰?」
「あぁ、私?ごめんごめん、名乗ってなかった。私、仁野 実和。同じ1年だよ。よろしく。」
? なんで俺、保健室にいるんだっけ・・・。
「あ、もしかして覚えてない?」
「なにを?」
まったく覚えてない。
「私が廊下歩いてたら、幸太君が頭を壁に打ち付けて叫んで、急に倒れたから私が先生呼んだの。びっくりしちゃったよー。」
そうだ・・・思い出した。
未来のことね・・・・。
あー思い出したら急に・・・・悲しい。
< 46 / 75 >

この作品をシェア

pagetop