girl -恋を望む少女たち-

Ⅵ 知る

-月曜日
憂鬱な週の最初の日。
俺が聞かされたのは憂鬱な話。
「本当にごめんなさい・・・幸太・・・。」
泣きながら謝ってくる、未来。
悲しい顔をしている、栄太。
「どういう・・・ことだよ・・・作戦・・・?」
やべぇ・・・俺も泣きそう・・・。
俺はどうでもよかったっていいたいのか・・・こいつ・・・。
未来にはもう恋愛感情も、
友達でも、
なんにでもない、怒りだけがふつふつと沸いていた。

だけど・・・
だけど・・・ちょっと前に好きだった奴。
怒れないし、殴れないし・・・。
「まぁ、いいや。俺、実和と付き合ったし。作戦だったとしても愛があるし。」
「え・・・。」
「嘘だろ!?早くね?」
驚く2人。
笑う俺。
「おうよ。結構息ぴったりだし、結婚できるかも(笑」
「早いってw」
ちょっと空気が和んだ・・・。
よかった・・・。

俺はもう、実和と一緒。
栄太は、未来と一緒。



fin・・・


♠ ♠ ♠ ♠ ♠

こんにちは、空太です!!!
今回の短編2作目となりました!
いかがだったでしょうか?
最後はわざとモヤモヤした感じで終わりました。
なぜかって?
続きをいつか書くつもりだからだよ(´<_` )
お楽しみに☆彡


そんでもって
読んでくださった皆様、
ありがとうございます!

まだまだ短編集ですので
続きますよ!



それでは次のおはなしでまた!
< 64 / 75 >

この作品をシェア

pagetop