写真嫌いと男嫌いの私がモデル?
「確かになった事、ないな。おばさんの言う通り、同じクラスになるかもな」
「同じクラスになるわけないよ」
だって同じクラスになりたいと思っても全然ならなかったもん。
「じゃあ、かけしようぜ」
「何を?」
私は、手を止めて言った。
「同じクラスか、違うクラスか」
「いいよ」
自信、あるから。
「じゃあ、当たらなかった方が昼飯おごるって言うのはどう?」
「いいよ。そのかわり、私が当たったら何でもいいんだよね?」
「おう。じゃあ、約束な」
「うん」
私は、再び朝食を食べて食べ終わったら食器を運んだ。
「行って来ます」
私と康太は、家から出て学校に着いた。
「桜って綺麗だよな」
康太が言った。
「うん、そうだね」
「なぁ、今度花見一緒に行かねぇ?」
「彼女と行けばいいじゃん」
私は、言った。
「ああ、そうだな」
康太は、言った。
もしかして私と行きたかったの?
そんなわけないよね?
でも、これ以上期待させる事言わないでよ。康太……
私は、もう期待しない。
期待しても無駄だから。
康太には、彼女が居るから。
学校に着いた。