写真嫌いと男嫌いの私がモデル?
第4章モデルとしての立場
ロケ地
次の日―
ピロロ~ン……
私は、昨日仕掛けた目覚ましで起こされる。
「今日からロケ地か。本当にこれでよかったんだよね?」
何でこんな事ばっかり考えるんだろう?
私は、朝食を食べた。
「愛歌、ドラマの撮影頑張ってね」
「うん」
私は、食べ終わった食器を交わした。
ロケ地の準備も出来た。
昨日、台詞もきちんと頭に入れた。
正直、いろんな人の中でするのも緊張する。
でも、頑張らなきゃ。
ピンポーン……
インタンホーンが鳴った。
ガシャッ
私は、玄関のドアを開けた。
「おはようございます」
私は、高岡さんに挨拶をした。
「おはよう。愛歌」
「2ヶ月、ドラマの撮影宜しくお願いします」
「こちらこそ、宜しくね。昨夜、ちゃんと寝れた?」
「はい」
本当は、寝れなかった。
康太の事ばかり考えてて。
「じゃあ、お母さん呼んでくれるかな? 話もあるから」
「はい。お母さんに話あるって」
「分かった。今、行く」
私は、お母さんを呼んだ。