写真嫌いと男嫌いの私がモデル?

「愛歌、入るよ」

「うん……」

私は、そう言ったけど詩織の後ろに隠れた。

「光輝君、勇輝くん。お待たせ~」

「ああ、別にいいよ」

「それより、始めようぜってあれもう1人の子は?」

「光輝君、勇輝君、ごめんね。愛歌、男の子が苦手見たいだから」

詩織は、私の事を言った。

「そっか。男の子が苦手なんだ~。まあ、俺は優しくするけど勇輝がねえ~」

「うるせぇ」

私は、光輝君と勇輝君を見た。

光輝君は、明るくてノリがある人で勇輝君は、何か怖そう……

嫌だな~。

あんまり関わらないとこ。

私と詩織は、入った。

私は、詩織の隣に座ろうとした。

「愛歌、私光輝君の隣に座るから愛歌は、勇輝君の隣に座って」

えっ……勇輝君の隣~~~~~~?

嫌だよ……よりによってこんな怖そうな人の隣なんて……

まだ光輝君の隣ならいいけど、勇輝君の隣なんて嫌だ。

でも、勇輝君の前で詩織に「嫌だ」と言ったら失礼だし……

仕方ないよね?

私は、仕方なく勇輝君の隣に座った。

私は、緊張した。

チラッと詩織の方を見たら光輝君と仲良く話してた。

もしかして詩織。私のためって言ってたけど、結局自分のため?

詩織は、絶対光輝君の事が好きなんだと思う。

私は、1人考え事してた。

「おい」

隣の勇輝君に声をかけられた。

どうしよう?

でも、やっぱり男と話すなんて嫌だよ……

私は、無視をした。
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