写真嫌いと男嫌いの私がモデル?

「もう、暗くなるから3人で帰ろうや」

「「うん」」

3人で一緒に帰った。

「じゃあ、また明日」

「うん、また明日」

「愛歌、明日堂々としていいんよ」

「うん」

「じゃあーね」

「バイバイ」

詩織と亜由は、帰って行った。

私も家に帰った。

次の日―

「おい、愛歌。起きろ」

「ん……」

私は、布団から出た。

「お前、遅すぎ……」

康太が呆れた顔でそう言った。

康太は、本当にいつも通りであの時の寂しい顔が今は、ない。

本当に私の事、好きだったのかな?

私は、康太の顔をジーっと見た。

「何で俺の顔を見る」

康太は、顔を背けた。

一瞬、康太の顔が赤かった。

康太ってやっぱり照れ屋だな。

でも、私はよかったと思ってる。

また、一緒にこうして学校に行けれて……

でも、寂しいと思ったりする。

康太って今、彼女居るのかな?

それが気になる。

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