写真嫌いと男嫌いの私がモデル?
どうしようかな?
今、言おうかな?
でも、私康太の事諦めるんじゃなかったの?
でも、なかなか諦められない。
前もそうだった。
でも、康太は私が好きって言ったらどう思うかな?
気まずくなるかな?
でも、言ってみよう。
私は、一度も自分の気持ちを康太に伝えてない。
だから言った方がいいよね?
「あのね、康太……私……康太の事が好きなの」
私は、言った。
ハアー。
とうとう言ってしまった。
康太は、黙り込んでる。
もしかして迷惑だったのかな?
私は、その沈黙が嫌だった……
「ごめんね……今更、言われても仕方ないよね? もう、行こ」
私は、康太の手を引いて言った。
「誰も迷惑と言ってないんですけど……って言うかそれ本当なの?」
康太が真剣な顔して言った。
私は、康太に見つめられて顔が真っ赤になった。
「うん、そうだよ」
私は、顔を真っ赤にしてそう言った。
「愛歌、顔真っ赤すぎ」
康太は、そう言って笑った。
ドキッ
康太っていい笑顔してるな~。