写真嫌いと男嫌いの私がモデル?

「うん、いいよ」

私、振られるのかな?

嫌だな……

私は、目を強く閉じた。

「俺も愛歌の事が好き……諦めようとしても無理だった……」

私は、その言葉で一気に大きく目を開いた。

「本当?」

私は、康太に聞いて見た。

「そうだよ」

よかった。

私は、ホッとして胸を撫で下ろした。

「えっと、これからも宜しくな。愛歌が仕事ない時とかどっか行こうな」

康太が照れながらそう言った。

「うん」

私は、笑顔で言った。

「じゃあ、ちょっとゲーセン行こうぜってお前、ニコニコしすぎ」

「だって嬉しいんだもん」

康太は、顔が赤くなった。

「ん」

康太が手を出してきた。

私は、その手を握り返した。

うわっ。

康太って結構手大きいな。

私と康太は、お互い照れながらゲーセンに行った。

ゲーセンでいろいろ遊んだ。

UFOキャッチャーをしたり、コインで遊んだりもした。

私は、楽しかった。
< 161 / 285 >

この作品をシェア

pagetop