写真嫌いと男嫌いの私がモデル?
「うん、いいよ」
私、振られるのかな?
嫌だな……
私は、目を強く閉じた。
「俺も愛歌の事が好き……諦めようとしても無理だった……」
私は、その言葉で一気に大きく目を開いた。
「本当?」
私は、康太に聞いて見た。
「そうだよ」
よかった。
私は、ホッとして胸を撫で下ろした。
「えっと、これからも宜しくな。愛歌が仕事ない時とかどっか行こうな」
康太が照れながらそう言った。
「うん」
私は、笑顔で言った。
「じゃあ、ちょっとゲーセン行こうぜってお前、ニコニコしすぎ」
「だって嬉しいんだもん」
康太は、顔が赤くなった。
「ん」
康太が手を出してきた。
私は、その手を握り返した。
うわっ。
康太って結構手大きいな。
私と康太は、お互い照れながらゲーセンに行った。
ゲーセンでいろいろ遊んだ。
UFOキャッチャーをしたり、コインで遊んだりもした。
私は、楽しかった。