写真嫌いと男嫌いの私がモデル?

「「当然」」

「でも、再来週最終回だから寂しいな」

「うちも」

詩織と亜由が言った。

正直言ってドラマをそんな風に見てくれる人が居たら嬉しい。

皆が応援してくれてるから、もっと頑張れるような感じがする。

「うちらが愛歌の親友役やりたかったな。今度、オーディションがあったら愛歌の親友役をゲットするわ」

「私も」

「私も亜由と詩織と一緒に共演したい」

「いつか一緒に共演出来たらいいね」

「「うん」」

私と詩織と亜由は、ドラマについていろいろ話した。

「じゃあ、愛歌またな」

「またね。康太君と仲良くね」

亜由と詩織が言った。

「うん、バイバイ」

私は、亜由と詩織に手を振った。

「じゃあ、愛歌帰るか」

康太が言った。

「うん」

私と康太は、一緒に帰った。

「愛歌、この自転車元に戻そうぜ」

「うん」

今朝、私と康太が2人乗り自転車がまだそこにあった。

「愛歌、手」

「うん」

私は、康太の手を引いて後ろに乗った。

「じゃあ、しっかりつかまってろよ」

「うん」

康太が自転車をこぎだした。

風は、温かくて気持ちよかった。

き―

自転車だからあっという間に家に着いた。
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