写真嫌いと男嫌いの私がモデル?
私がモデルのAIKAだと気づいてるのに何も言わない……
よかった……
私は、そっと胸を撫で下ろした。
「じゃあ、明日から宜しくね」
「はい。じゃあ、失礼します」
私は、そう言ってフルーツカフェから出て行った。
マンションに戻ろうかな?
私は、マンションに行った。
まだ、拓哉帰ってないんだ……
遅いなぁ……
拓哉っていつもこんな時刻まで頑張ってるんだ……
ご飯とか食べて帰るのかな?
作ってあげようかな?
私は、悩んだ。
でも、拓哉の好きな食べ物知らないし……
まぁ、いっか。
私は、肉じゃがと漬物とからあげを作った。
作り終えたらサランラップして置いて拓哉の帰りを待ってた。
拓哉、まだかな?
ガチャッ
あっ、拓哉だ。
私は、急いで玄関に出た。
「あっ、愛歌遅くなってごめんな」
拓哉が言った。
「遅かったね。いつもこんな時刻までバイトしてるの?」
私は、拓哉に聞いた。
「おお、そうだけど……って何かいい匂いしねぇ?」
拓哉が私に聞いて来た。
「あっ、私が晩御飯作ったんだ。拓哉が好きな食べ物分からなかったけど、肉じゃがとからあげと漬物作ったんだ」
私は、言った。
「ありがとな。嬉しいわ。俺の大好物の肉じゃがとからあげだし」
拓哉は、嬉しそうな顔して言った。