写真嫌いと男嫌いの私がモデル?
家の前には、詩織が居た。
「愛歌、そのワンピ可愛いね。やっぱり、愛歌もオシャレしてるね。有名な事務所に行ってスタジオで見るんだから普段着じゃ行けないよね」
「うん、そうだね。詩織の服も可愛いよ」
詩織の服は、お姉さま系でまとめてあって大人っぽい服。
詩織は、落ち着いた性格していてよくその服と合ってる。
私も詩織見たいに大人っぽい服着たいんだけど、私には似合わない。
だから詩織が羨ましい。
「詩織の服、大人っぽいね。私もそうゆう服着て見たい」
「本当? ありがとう。モデルとかしたらいっぱい着れると思うよ。モデルっていろんなポーズしていろんな服着るでしょ。後、メイクもスタイリストさんがしてくれるんだよ。私、そうゆう仕事憧れるんだよね」
詩織は、モデルの事を話す時いつも楽しそうな顔で話していた。
本当にモデルが好きなんだな。
「詩織って本当にモデルの話する時、楽しそうだよね」
「そうかな?」
「うん。そうだよ」
「芸能人、いっぱいいるかな?」
「いると思うよ」
「そっか。サイン、もらいたいな~」
「芸能人は、忙しいでしょ」
「そうだよね」
詩織といろいろ話してたらあっと言う間に事務所に着いた。
今からこの事務所に入るんだ。
ドクン―
私は、段々緊張して来た。
「今から入るんだね」
「そうだね」
「緊張するね」
「うん」
「じゃあ、入るよ」
ガチャ―
私と詩織は、事務所に入った。
うわっ。広い。
さすが有名な事務所だな~。
でも、どこに行けばいいんだろう?
「あっ、愛歌ちゃんと詩織ちゃん。こっちよ」
お姉さんが来た。