写真嫌いと男嫌いの私がモデル?
「あっ、お姉さん」
「じゃあ、今から入るけどいい?」
「「はい」」
ガチャ―
私と詩織は、スタジオに入った。
うわっ。
モデルさんがいっぱいいる。
モデルさんは、撮影してた。
モデルさんは、いろんなポーズをしてた。
「あっ、そこに座って見ててね。今、ジュース持ってくるから」
「「はい」」
お姉さんは、そう言って出て行った。
「愛歌、やっぱりモデルってすごいね!!」
普段は、落ち着いた詩織が興奮してた。
そりゃー。興奮するよね。
詩織は、モデルになりたくて実際に撮影現場を見てるんだから。
「うん。すごいよね!!」
私と詩織は、いろんな人を見た。
カメラまんは、一枚一枚モデルを撮っていくけどモデルさんはいろんな表情をしてた。
すごいな~。
私は、関心してた。
詩織の方を見ると詩織は、嬉しそうな顔して静かに見ていた。
「はい。愛歌ちゃん、詩織ちゃん」
お姉さんにオレンジジュースを渡された。
「「ありがとうございます」」
「いいのよ。それより、どう?」
「もう、最高です」
詩織が言った。
「よかった。愛歌ちゃんは?」
「モデルさんってすごいですね」
「そうよね。愛歌ちゃんもモデルをするとしたらこんな感じでするのよ。モデル、やって見ようと思わない?」
「確かにモデルさんは、すごいです。でも、私はあんな事出来ません」
「そんな事ないと思うわ。愛歌ちゃんなら出来ると思うの。モデルの事真剣に考えてくれないかな?」
お姉さんは、真剣な顔で私に言って来た。