写真嫌いと男嫌いの私がモデル?
「はい」
「じゃあ、席はこちらで」
私と康太は、案内された席に座った。
ちょっとしたら店員さんがお絞りや水を持って来た。
「愛歌、何する? 俺、カツカレーにする」
康太が言った。
康太、決めるの早っ。
私は、メニューを見た。
どれにしようかな?
迷うな~。
よしっ、決めた。
「じゃあ、私はペーパーハンバーグにする」
私は、言った。
「じゃあ、ボタン押すぞ」
康太は、そう言ってボタンを押した。
「ご注文をどうぞ」
店員さんが言った。
「カツカレー中を1つとペーパーハンバーグを1つ。以上で」
康太が店員さんに言った。
「はい、かしこまりました。カツカレー中1つとペーパーハンバーグ1つですね。じゃあ、出来上がるまでしばらくお待ち下さい」
店員さんは、そう言って去った。
数十分後―
カツカレーとペーパーハンバーグが出来上がった。
私は、食べ始めた。
「おいしいー」
「うめぇ」
私と康太は、言った。
私と康太は、食べ終わった。
会計を済まして店から出た。
「康太、本当に康太ばかり払っていいの? 私、出すよ」
私は、言った。
「いいんだって。男が払うべきなんだよ。俺が言ったろ。何かおごるって」
康太が言った。