写真嫌いと男嫌いの私がモデル?

コンコン―

「失礼します」

私は、そう言ってメイクルームに入った。

「じゃあ、メイクするからそこに座ってね」

桜井さんが言った。

私は、椅子に腰を降ろして目を閉じた。

「はい、出来上がり」

私は、目を開けた。

「ありがとうございます」

「じゃあ、楽しんで来てね」

えっ、楽しんで来てってどうゆう意味?

私は、意味が分からず意メイクルームから出てスタジオに入った。

バン

「AIKAちゃん、誕生日おめでとう」

皆が言った。

「えっ・・・・・・?」

私は、言った。

「愛歌、仕事と言ったのは嘘。でも、一応そうゆう作戦だったの」

高岡さんが言った。

仕事と言ったのは、嘘?

「皆、ケーキが届いたよ」

大きいケーキがあった。

ケーキを見ると私の名前が書かれていた。

「愛歌、蝋燭消して」

高岡さんが言った。

私は、蝋燭を消した。

「イエーィ。それでは、ケーキを分けたいと思います」

私は、あまりにも感動して涙が出た。

「愛歌、もしかして感動しちゃった?」

高岡さんが言った。

「はい・・・・・・すっごく嬉しいです・・・・・・皆さん、私のためにありがとうございました」

私は、泣きながら言った。

「喜んでくれてよかったよ。ケーキ頼んだかいがあった」

「じゃあ、ケーキ分けるね」

高岡さんがみんなの分をケーキを分けた。
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