写真嫌いと男嫌いの私がモデル?

次の日―

私は、今日早く起きれた。

いつもは、康太に起こされないと起きないのに……

康太、今日来るかな?

来てくれたらいいけど……

ピッピッピッピッ……

私のケータイが鳴った。

「はい。もしもし」

私は、ケータイに出た。

「もしもし。高岡だけど、今日は仕事ないけど報告したい事あって電話したの。昨日、愛歌ちゃんが撮った写真あるでしょう? あれがね、来週の土曜日にピチピッチって言う雑誌に載るの。楽しみにしていてね」

「はい」

「じゃあ、愛歌ちゃん学校あると思うから切るね」

高岡さんは、そう言って切った。

ピチピッチって言う雑誌かあ。

お母さんや詩織に言おう。

後、康太にも。

康太には、1番に伝えたいな~。

その前にモデルをした事まだ知らないから言おう。

私は制服に着替えて学校に行く準備をした。

ピンポーン……

あっ!!康太かな?

私は、張り切って急いで下に降りてドアを開けて見た。

「宅急便です。お母さんは、居られるかな?」

「あっ、はい。ちょっと待ってて下さい」

私は、お母さんの所に行った。

「お母さん、宅急便来てるよ」

「分かった」

お母さんは、そう言って玄関の方に行った。

何だ。康太じゃないんだ。

私は、ガッカリした。

1番に康太に伝えたかったのにな~。

私は、朝食を食べた。
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