写真嫌いと男嫌いの私がモデル?
ヤバイ……康太に聞こえる……
あれ? 康太の心臓の音が聞こえた。
もしかして康太も緊張してるの?
私は、顔が赤くなった。
康太の方を見たら康太も顔が赤かった。
「小野、取り合えず降りて」
先生が言った。
「すいません。先生の事、忘れてました」
康太は、そう言って逃げた。
私も逃げた。
「こらー。小野、藍沢」
先生が叫んでいた。
急いで上履きを入って教室に入ろうとした。
もう、授業が始まってた。
「康太、もう授業が……」
「しょがねーな。1時間目は、屋上でサボりな」
「うん」
康太と屋上に行った。
「ごめんね。康太」
「何で謝るんだよ」
「私のせいで間に合わなかったし……」
「いいんだよ。それより、せっかくだしいろいろ話そうぜ」
「うん」
私は、康太に今までの事を言った。
私と康太は、いろいろ話した。
キンコーンカンコーン……
予鈴が鳴った。
「じゃあ、行くか」
「うん……」
私と康太は、教室に戻ろうとした。