写真嫌いと男嫌いの私がモデル？

最悪な合コン

あれからもう一週間経った。

あいからわずあのお姉さんは、しつこい。

どうして私ばっかこだわるんだろう？

他にいっぱい綺麗な子もいるのに……

ハアー

私は、ため息をついた。

「愛歌、どうしたの？　ため息何かついて」

「えっ、私ため息何かついてた？」

「うん。もしかして気づいてないの？」

「うん」

「ハハハハー。愛歌、おもしろい。普通、自分がため息ついたら気づくでしょ？」

詩織は、私がため息ついたのか分かってなかったから可笑しい見たい。

そんなに笑う事ないじゃん。

「ひどい。そんな笑う事なの？」

「あっ、ごめんごめん。つい、可笑しくて」

「それより、詩織ってオーディションの紙出したんだよね？いつオーディションの発表ああるの？」

「えっと来月だよ。合格かどうか紙が届くんだって」

来月かぁ……

詩織、受かるといいな。

「そっか。受かるといいね」

「うん。愛歌も私がオーディションに受かるように祈っててよ」

「うん。分かった」

「愛歌、今日一緒に帰れる？　寄りたい所もあるし」

どうしよう……？

あのお姉さん、詩織と帰る時も居るかもしれないし……

でも、大丈夫だよね？

「うん。いいよ」

「じゃあ、寄りたい所ついてくれる？」

「うん」