【完】氷蝶×雷竜〜最強恋愛〜

茉「は？見たでしょ？
茉奈はあんたを男達に襲わせようとした」



リ「それは、許されない事だよ？
でも、私は茉奈さんと友達になりたいって思っちゃったんだもん」



茉「何それ？茉奈が寂しそうにみえたから？同情？」



リ「同情なんかしてないよ」



茉「茉奈が篠原財閥の娘だから？
そんな友達なんかいらない！」



リ「…茉奈さんは、本当の友達が欲しいんだよね？篠原財閥の地位とか関係なく
茉奈さん自身をみてくれる友達が」



茉「っ…そうよっ！悪い？
みんな、茉奈の回りに来てくれるけど
みんなが見てるのは、茉奈じゃない！篠原財閥っていう地位だけ！
何で…っみんな茉奈を見てくれないの！？
颯だってそうだよ！茉奈の事を好きだっていってくれたことなんて一度もない！」



リ「茉奈さんは、誰かに自分を見ていてほしかったんでしょ？
例えそれが…憎まれるって言う形だったとしても」



茉「っ……ﾋｯｸ」


茉奈さんをギュッと抱き締める