オンリー•ガール


約束の日曜日がきた。

少し気合いをいれたメイクをして、ツインテールにワンピースと言うわりと女の子らしい格好をして虹の広場に私はいた。
時刻は1時45分。
少し早くつきすぎたのかもしれない。

ベンチに座ってすがわらくんを探しているとこちらに近づいてくる人影をみつけた。

「おやおや、美也さんお早いですね」

すがわらくんだ。
私服だと意外と渋いのね。笑

「ちょっとだけね」
「主催者として最初にいなければならなかったんだけどな、俺。お待たせしてごめん」
「気にしてないよー。あと誰くるの?」
「それはお楽しみです」

えっなにそれ。
なんて思ったけどどうせすぐわかるしいっか。
と諦めるのが私の性格なわけで他の人が来るまですがわらくんと他愛ない話しをして過ごしていた。
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