先生+生徒-学校【67頁】+【160頁】


「朝はちゃんと起きて、一緒にご飯を食べなさい。」

「ていうか、バナナて。」


ご飯と言いませんでした?


そういうお母さんはご飯とインスタントのお味噌汁だ。


「だってあんた、全然動かないのに

食べたってしょうがないでしょ~。」



・・・食べて欲しいの、欲しくないの?



「もうちょっと、どうにかしようがあると思うんだけどなあ・・・」


何だか釈然としないまま、
私は置かれたバナナを持って台所に行き、

ついでにキウイも見つけて、
皮をむいて輪切りにして、

ガラスの器に入れたヨーグルトに混ぜた。


それを持って、テーブルに戻る。
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