先生+生徒-学校【67頁】+【160頁】
そんなことを思っていたら、
「今日からは、毎日ちゃんと起こすからね」
なんてお母さんがやけにまじめくさった顔をするので、
やっぱりきのうのケンカはちゃんとあったことなんだなあと思う。
「だって私のほうが、
こずえの言う事聞いて、好きにさせてあげてたのに、
あんた、先生の味方するんだもん。
もう怒った。」
「はあ、そうですか・・・。」
リビングの大きな窓から、
眩しいくらいの日の光が差し込んでいる。
何時だろう、と振り返って
掛け時計を見上げたら
10時半だった。
・・・学校始まってるじゃん。