先生+生徒-学校【67頁】+【160頁】
【先生+生徒+学校】
朝から、
雨が降ったり、
突然晴れて妙に蒸したり、
おかしな天気だった。
「うあ、晴れた、気分悪いよ~。」
天気に気分が左右されるなんて
どんだけ繊細、とユリを笑ったが、
自分自身、心がざわついて、
少しも落ち着かなかった。
ユリが、学校にいく。
それを聞いて、迎えに来たものの、
チャイムを押して、
部屋に上がりこんでも、
ユリの姿を目にするまで、
半信半疑だった。
そんな私を、
ユリは、ちゃんと制服を着て
待っていた。
私は驚いて、
それからめちゃくちゃに
ユリをほめたたえた。