先生+生徒-学校【67頁】+【160頁】
「守っちゃうからさ、・・・だから。
辞めさせないでくれよな。
俺やめたくねーよ、人間。
俺を「先生」で、いさせてくれよ。」
ぽんぽん、と頭をなでられた。
そこだけ日が射したみたいに
明るくなる。
遠くの方で水たまりに光が反射していて、キラキラまぶしかった。
―――私はずっと、
先生を認めてなかったけれど。
なんだよ、「先生」みたいな顔
できんじゃん。
と思った。