先生+生徒-学校【67頁】+【160頁】
【ひみつのハナシ♪】
『・・・で、そしたらアヤセがぼそっと、
「フツウじゃん」て。』
「あはははは。」
『キド、再起不能。
さすがにフォローしてやりたかったけどさ、
やー、できねーわ、あれは。(笑)』
今日も家のインターホン越しに、
リョースケ先生と日課のおしゃべりをする。
本当は二階のこの部屋の窓から、
玄関の前に立つ先生の姿を見て
話したいのだけれど、
あいにく電話のコードが、窓辺に届かない。
私はベッドの上で、電話と一緒に膝を抱えた。