先生+生徒-学校【67頁】+【160頁】
「どうも、いただきます。」

「ええ、どうぞ~。

それで、その・・・、
お話は済みました?」


まだ先生が来て、3分も経ってないよ。


先生の横に座るお母さんを、軽くにらむ。


なんで、そっちに座るかな。

おかしいでしょ、ふつう。



「いえ、これからです。」

「そうですか・・・。」

「先生。お母さん、
6時にはパートに出るから、それまでね。」


あと10分ね。


私の背後の棚に置かれた目覚まし時計を

ちらっと見ながら、先生が了解する。


< 88 / 227 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop