先生+生徒-学校【67頁】+【160頁】
「どう、満喫してる?毎日が日曜日」
「ん~、
だいたいお昼に起きて
いいとも見て、
みんなのうた見て、
あとは昼ドラ見てから、
ぶっ続けでドラマの再放送見て」
「あー、あれねー」と
先生が視線をはずして軽く笑う。
「勉強は?してんの?」
「好きなやつだけ。英語とか、数学とか。」
「英語すきなんだ?」
「いや、数学の方つっこんでよ、数学の先生。
先生が大好きだから、
カッコ悪いとこ見せたくないっていう、
この乙女心。」
ふーん、と小さくうなりながら、
先生はあごをかいている。
なんか、ほんと猫みたいだなあ。
煙草が恋しいのかな?
「・・・じゃあ、先生にカッコ悪いとこ見られんのはシャクだから、
負けたくないっていう、それは意地?」
「・・・ん??」
どういうイミ??