先生+生徒-学校【67頁】+【160頁】
「それにしても、理不尽だよなあ。
・・・まあ、俺もヒトのことは言えないけど。」
「グレてたもんね。(笑)」
「まさか!
不良じゃあるまいし。(笑)
要するにさ、
先読みして結論出しちゃうのが
早いんだよな。
それが「オトナ」みたいに思ってたけど。
でも単に、
結果を待ちきれなくて
自分で勝手にケリをつけてるだけなんだよ。
・・・そういう意味じゃ、俺も
気が短い方だったからなあ。」
「今はちがうの?それ~~」
だって今も先生は、
私の言葉にケラケラ笑いながら、
私の後ろの時計を見てる。
時間を気にしているのがわかる。