《夕日塔番外編》 想いの裏側
-稚鶴Side-
相変わらず宮迫とはケンカ友達のまま、私は小学4年生になった。
「夕穂ーーー!帰ろーーー!!」
「うん、ちょっと待っててーー!」
小3の時、彼女が図工の授業中にケガしたのを私が慰めたのがきっかけで仲良くなった、野々谷 夕穂。
夕穂は優しくて明るくて、私の大事な親友になっていた。
「今日算数の宿題出たよね?ヤダなぁ……ちゃんと出来るかなぁ」
ショボンと落ち込む夕穂には、私には絶対マネ出来ないカワイさがあった。
「大丈夫よぉ!!分からなかったら、私が教えてあげるから!!」
夕穂の頭をナデナデする私。
「夕穂ーーー!帰ろーーー!!」
「うん、ちょっと待っててーー!」
小3の時、彼女が図工の授業中にケガしたのを私が慰めたのがきっかけで仲良くなった、野々谷 夕穂。
夕穂は優しくて明るくて、私の大事な親友になっていた。
「今日算数の宿題出たよね?ヤダなぁ……ちゃんと出来るかなぁ」
ショボンと落ち込む夕穂には、私には絶対マネ出来ないカワイさがあった。
「大丈夫よぉ!!分からなかったら、私が教えてあげるから!!」
夕穂の頭をナデナデする私。