《夕日塔番外編》 想いの裏側
小さい頃は別にそんなのどうでも良かったのに………小4位になると、ちょっと……ツラかった。


宮迫がきっと何気なく言ってる言葉は、時として傷つく場合があった。


女の子扱いして欲しいってワケじゃ無く……ただ…もう少し控えめにして欲しかったの。


「本当に嫌なら、宮迫君に言わなきゃダメだよ?稚鶴。私から言ってあげようか?」


優しい夕穂は、いつも私を気遣ってくれた。


「大丈夫大丈夫!あんなヤツには負けません!!いつでも相手してやるんだから!!」


だけど“アレ”が起こったのって……


これからすぐ後だった気がする。
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