《夕日塔番外編》 想いの裏側
水を飲んで赤みが若干引いていた遠藤の頬に、カァッと赤みが戻る。


「フ、フンだ……私大概の事なら1人で出来るから………大丈夫だもん……//////」


そそくさとベッドに潜り込む遠藤。


テレているのが丸分かりで、オレは暫くニヤニヤが止まらなかった。


素直じゃねぇなぁ、コイツ………


「稚鶴!!」


数十分後、連絡を受けた遠藤の母親が到着。


「ごめんなさいお母さん……疲れてるのに熱なんか出しちゃって………」


「何言ってるのよ……なんで朝お父さんに言わないの…アンタは昔からムチャばかりするんだから………」
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