《夕日塔番外編》 想いの裏側
「やっぱりさぁーー、稚鶴って宮迫君の事好きでしょう?正直に言いなさい!!」
ビッと自信満々に指を指され、イスから落ちかけた。
「なっ、違う!絶対違うから!!」
「えーーー?ウソだぁ!稚鶴中1の頃から宮迫君話題に出すと、今までと違う反応するもん!」
プーーッと頬を膨らます夕穂は超カワイイけど、私は“正直”・“素直”とは程遠い性格。
ツッコまれても「違う」や「あり得ない」言いまくって、その場を凌いだ。
少々の罪悪感はあるものの、中1の7月から誤魔化し続けて来た為、今更感がジャマして夕穂にすら言えない私の気持ち。
ビッと自信満々に指を指され、イスから落ちかけた。
「なっ、違う!絶対違うから!!」
「えーーー?ウソだぁ!稚鶴中1の頃から宮迫君話題に出すと、今までと違う反応するもん!」
プーーッと頬を膨らます夕穂は超カワイイけど、私は“正直”・“素直”とは程遠い性格。
ツッコまれても「違う」や「あり得ない」言いまくって、その場を凌いだ。
少々の罪悪感はあるものの、中1の7月から誤魔化し続けて来た為、今更感がジャマして夕穂にすら言えない私の気持ち。